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映画『マンゴーと赤い車椅子』舞台挨拶レポート
再生をめざす一人の女性が赤い車椅子と一緒に走りだす。
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人生が、突然、変わってしまった時、どうすれば前を向いて一歩を踏み出せるのだろう?
これは「生きる」とは何かを投げかける、ひとりの女性の奮闘と再生の物語。
主人公は、事故による脊髄損傷で歩けなくなってしまった彩夏。
彼女はありのままの自分を受け入れる勇気を見出して、赤い車椅子を相棒に、未来へと進み出すことができるだろうか。

2月15日(日)にシネ・リーブル梅田にて行われた舞台挨拶の模様をお届けします。

登壇:NAOTO(EXILE/三代目J Soul Brothers)、仁科貴


NAOTO
自分が演じた五十嵐翔太は進行性の脊髄腫瘍という病気を患っておりまして車椅子生活を余儀なくされているんですけれども、自分の引き出しの中にはない経験をして、自分の知らないことをたくさん学ばせていただきました。
仲倉重郎監督ご自身も車椅子生活をされていますけれども、実体験を元にいろいろ支えていただきながら役作りをしていったのは、大変ではありましたが、すごくいい経験をさせていただきました。
車椅子生活をされている方が普段どういった視線で世の中が見えているのか、身をもって経験できましたし、バリアフリーの所も増えてはいますけれど、少しの段差や坂道がどれだけ車椅子で生活されている方にとってストレスなのかというのも、経験することによって、より理解が深まったというのが、いい経験だったと思いました。

――本作品でしか見られないNAOTOさんの歌を歌うシーンが劇中にありましたね

©2014 『マンゴーと赤い車椅子』製作委員会

普段グループで活動させていただいているなかで、僕はパフォーマーという立ち位置でして、いつも横目で気持ちよさそうに歌っているボーカルを見て、いいなぁと思ってはいたんですけれども、ようやくその「いいなぁ」という溜まりに溜まった思いをこの映画にぶつけてマイクを握ることができました。
「三代目J Soul Brothers」のメンバー7人でよくご飯を食べに行って、その流れでカラオケに行くんですが、その時は、絶対にパフォーマーだけが歌うというのが自分たちの決まりで。パフォーマー5人でひたすらマイクを回すというのが僕たちのカラオケスタイルですね。
ぼくは最初にカンパイをするにあたって、長淵剛さんの「乾杯」を歌って、二番からはみんなに対しての想いを替え歌にして、みんなに対しての愛を歌ってカンパイをする、というのをいつもやっています。

――撮影現場でNAOTOさんは台本を見ない、という話を聞きましたが

心配性なんです。
石橋を叩きすぎて割っちゃうぐらい叩く男なので、撮影期間に入る前に台本を読み込んでいきました。
五十嵐という男は劇中で弱っていくんですが、すごく気持ちは強くて。
イメージとしては、ろうそくの火が消え去る瞬間に燃え上っているような状態を表現したくて。
鋭さも出したかったので、断食を6日間しまして、体重を6キロ、7キロぐらい落とし、車椅子にできる限り触れたりしました。
撮影が始まる前が勝負だと思っていたので、現場に行って迷いがないように台詞を頭に叩き込んでいったので、現場ではあまり台本を開かなかったかもしれないです。

――もし今後、役を演じるとしたらどんな役をやってみたいですか?

今回演じさせてもらった五十嵐翔太という役は、自分とかけ離れているというか、自分と真反対の男だと思っていまして、そういう役をやらせていただくというのはすごく楽しかったです。
パフォーマーで普段体を動かすので、アクションとか、殺陣といった役だったら、自分の普段の動かしているものを活かしていけるのではなかなぁと思いますので、そういう役とかは今後チャレンジしていけたらなと思います。

この映画は“一歩踏み出す勇気”という事がテーマになっています。
誰しもが人生のなかで経験する挫折だったり、苦悩だったり、悩み事はいっぱいあると思うんですけれども、そういった時に、自分だけではなく、周りを見回したら多くの方が支えてくれているということを気づかせてくれる、シンプルな事を改めて感じさせてくれる映画になっていると思います。
そういう風に悩まれている方々が、この映画を観て、元気をもらったとか、パワーが出たとか、そういう風に言ってくれたら嬉しいと思います。

仁科貴
理学療法士というリハビリを共にする先生という役柄で、秋元さんとずっと一緒だったので、介助するにあたって、実際に体を触れ合ったりしないといけないものですから、ドキドキしてしまいまして、初めて会って足をマッサージするというシーンだったので、けっこう照れくさいんですけれども、そこは俳優なので、ぐっと緊張していないふりを貫き通しました。
リハビリを指導するシーンがあったので、事前にDVDの映像をいただきまして、地べたから車椅子でひとりの力で腕を使って上がる“トランス”と言う動きを実際やってみました。
映像で見ると簡単そうに見えるんですけれども、やってみるととってもとっても力が必要で、体の使い方を間違えると全然上手くいかないんですよ。
秋元さんも撮影の時に最初のうちはできなくて、でもすごい負けず嫌いなので、本番の時にはやり遂げていました。
僕は自分が出来ないくせに、芝居で「ほら出来た!」とか言っていました(苦笑)。
NAOTOさんは、現場で突然そういう芝居が付け足されていましたが、その場で見事にやり遂げていましたね。
©2014 『マンゴーと赤い車椅子』製作委員会

この映画は、秋元さんとNAOTOさんのチャレンジ精神というものが、映画の主人公たちのキャラクターとすごくマッチしていて、物語とかセリフに書かれている以上のプラスアルファのものが映っていると思うんです。
きっとご覧になった方が、今後新しいことにチャレンジするときに、肩を押してくれるような、一歩踏み出す手伝いになっているような映画になっていると思います。
今後ともこの映画を是非応援してください。


シネ・リーブル梅田、イオンシネマ京都桂川ほか全国公開中
©2014 『マンゴーと赤い車椅子』製作委員会

【予告編】


【監督・出演者紹介】
主人公・彩夏の葛藤や勇気を車椅子姿で体現するのは、三谷幸喜作・演出の舞台「国民の映画」に抜擢されるなど女優としての活躍が目覚ましい秋元才加。彩夏に身をもって “生きる意味”を教えてくれる車椅子の青年、バンドのボーカリスト・翔太を演じるのは、EXILEパフォーマーのNAOTO。
そして認知症の症状が出始めながら、彩夏に元気を取り戻させたい一心で行動する愛に満ちた祖母には三田佳子。
ほかに、榎木孝明、愛華みれ、杉田かおる、松金よね子、ベンガル、森宮隆、仁科貴などの演技陣が顔を揃える。
監督は、映画『きつね』(83)を手掛け、脚本家としての作品も多い仲倉重郎。
自身も突然の車椅子人生となった体験や、取材によるリアリティが感動を支える。
笑顔と涙に溢れ、元気を届ける映画『マンゴーと赤い車椅子』。

監督:仲倉重郎  脚本:福島敏朗、山室有紀子、仲倉重郎
出演:秋元才加、NAOTO(EXILE/ 三代目J Soul Brothers) 、石井貴就、吉岡里帆、榎木孝明、愛華みれ、杉田かおる、松金よね子、ベンガル、森宮隆・仁科貴・折井あゆみ・REDRICE(湘南乃風)・ドン小西・三田佳子他
2014年/日本/5.1ch/DCP/ビスタサイズ/93分/G
©2014 『マンゴーと赤い車椅子』製作委員会
URL:http://akaikurumaisu.com/  
配給:アイエス・フィールド


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