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ホビー&ライフ > 映画・音楽・テレビ > 棚橋弘至主演 映画『パパはわるものチャンピオン』大阪舞台挨拶
棚橋弘至主演 映画『パパはわるものチャンピオン』大阪舞台挨拶
人気プロレスラー棚橋弘至主演 映画『パパはわるものチャンピオン』大阪舞台挨拶
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新日本プロレスで“100年に一人の逸材”と言われている、棚橋弘至(41)が、初主演映画『パパはわるものチャンピオン』で悪役レスラー:ゴキブリマスク役として出演。
原作絵本「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」を、藤村享平監督が脚本を手がけた本作は、息子・祥太役に寺田心、妻・詩織役を木村佳乃が演じる他、オカダ・カズチカ、田口隆祐と現役レスラーも登場。
棚橋弘至は、かつてはチャンピオンだったが怪我をして、現在悪役レスラーとして活躍していた…それを、息子に堂々と打ち明けられない自分と葛藤している主人公、大村孝志を演じている。

試写会上演後の舞台挨拶では…
今年の夏行われた新日本プロレスのヘビー級リーグ戦“真夏の祭典”「G1 CLIMAX」で、3年ぶり3度目の優勝し、チャンピオンとなり主演を務めた棚橋弘至が、8月24日TOHOシネマズなんばで行われた上映後の舞台挨拶に「ちょっくら優勝してきました。パパはG1チャンピオン!」とガッツポーズし登壇した。


片手を高く突き上げるチャンピオンポーズに観客から大きな拍手が送られた。

本作は、息子はどうして父親がゴキブリマスクなのかとショックを受け、棚橋演じる孝志も、家族の為にヒール役を演じているのにわかってもらえないという葛藤が描かれている。
このわかりあえない辛さを、身をもって体験したという棚橋は、「チャンピオンになった2006年以降、金髪や長髪が新日本らしくない、と批判を受けていました。僕はプロレスのために頑張っているのに分かってもらえない葛藤があったんです。でも、忘れもしません、2009年大阪府立体育館での中西学との対戦で、最初は完全アウェイで大きな中西コールから始まって、必死に戦っていくうちにそれが変わり、試合が終わったら棚橋コールになっていました。そのタイトルマッチ以来、大阪ではすごく応援してくれるようになりましたね」と思い出の地:大阪でのエピソードを語った。


今回主演として撮影に臨んだ気持ちを聞かれると、「すごく緊張しました。仮面ライダーや時代劇とかやったが、主演という責任感が今回はありましたね。俳優としての経験キャリアがないので、木村佳乃さんなど周りの方がアドバイスをくれたり、演技の中でも自分を引っ張り上げてくれましたね。」と話すと、さらに滑舌の悪さを克服するための練習をしていたそうで、「映画撮影後の夏以降『棚橋のマイクパフォーマンスは聞きやすい』と評判になりました。」と話すと会場から笑いが起きていた。


その他、主演ならではの話では「主演なので、周りの色んな人のセリフを受けて、その感情にその場で感情で返す演技をする。主演は受けなんですよと監督に言われて、プロレスに近いですね」と話したと言う。
また、ギンバエマスク役で出演の新日本プロレス田口隆祐選手は、木村佳乃から「あの方はどこの劇団の方でしょうか?俳優に向いている」と絶賛された撮影裏話もあった。

そして、この日はサプライズで棚橋弘至が原作絵本を観客に読み聞かせるというイベントもあった。


映画化および主演オファーのある前から、この原作絵本を知っていたいう棚橋は、「絵本を読んだ瞬間、ドラゴンジョージは金髪で俺じゃん、と思った。発刊当時だから7.8年前で、今の自分が演じるならゴキブリマスクなんだろうな」と運命的な出会いを語ると、椅子に腰掛けスクリーンに映し出された絵本のシーンをバックに、原作絵本を朗読すると、会場から大きな拍手が送られた。


最後は、観客と一緒にゴキブリマスクのポージングでフォトセッションを盛り上げた棚橋弘至。そして最後には「愛してま〜す」というコールで締めくくった。


2018年9月21日(金)全国ロードショー!!『パパはわるものチャンピオン』
監督・脚本:藤村享平
出演:棚橋弘至 木村佳乃 寺田心 仲里依紗
オカダ・カズチカ 田口隆祐/大泉洋(特別出演) 大谷亮平 寺脇康文
原作:「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」
作:板橋雅弘 絵:吉田尚令(岩崎書店刊)
主題歌:高橋優「ありがとう」(ワーナーミュージックジャパン/unBORDE)
配給:ショウゲート
©2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会 
www.papawaru.jp


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