人気の「豚バラ肉のバルサミコソース煮込み　950」と「黒巻き寿司（ハーフ）　650」が特にオススメ

大阪のビジネス街である北浜から少し離れた場所にある菅原町。この町には近代住宅に混じって、歴史を感じさせる古い蔵があちこちに点在している。

菅原町を散策していると、「ダイニングIOR?I」と書かれている小さな看板に気づく。見た目は普通の倉庫なのでどこがお店なのか気がつきにくいが、建物の脇に石畳の道があり、その先が店の入り口へと続いている。入り口横の倉庫が店鋪かと思いきや、店鋪はその裏側にある建物であり、本当に「隠れ家」という印象が強いお店だ。

店舗には既に正確な築年数が分からなくなってしまっているほど古い蔵を改装して利用おり、随所に明治・大正・昭和のなごりがある。二階部分は10人以上で貸し切りが可能で、同店の中でも一番昭和の色が濃い空間。他の店では味わえないひと味違うパーティーが経験出来るだろう。

気になる料理の方は、創作料理を中心としたラインナップ。中でも古米と呼ばれる黒い米を使用した「黒巻寿司」はIOR?Iオススメの逸品で、エビとアボカドをマヨネーズソースでからめた物を、見た目が紫の御飯で巻いた物。人気の「豚バラ肉のバルサミコソース煮込み」は、オープン以来材料を継ぎ足して使用しているバルサミコ酢ソースを使っており、非常にコクがありまろやかな味わいを楽しむ事が出来る。全てのメニューにオリジナル性を求め、手作り感を大事にしている同店ならではのこだわりが感じられる。

同店を利用したお客さんの多くが「懐かしい雰囲気で、自分の家に帰ってきたような気がする」というように、ゆっくりとくつろぎながらお酒と料理を楽しみ、気心の知れた仲間と語り合いたいなら、「ダイニングIOR?I」に足をのばしてみてはどうだろうか。