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ホビー&ライフ > 施設・スポット・旅行 > 大人の隠れ家:滋賀の湖畔で受け継がれる伝統の味「みつとし本舗」
大人の隠れ家:滋賀の湖畔で受け継がれる伝統の味「みつとし本舗」
築140年の古民家で受け継がれる伝統のピーナッツせんべい!若き3代目が祖父の味を超える為に奮闘中!お土産にオススメの「みつとし本舗」を紹介します!
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地方、特に田舎へ旅行に行った際に探したくなるモノと言えば、やっぱりその土地の特産品ではないでしょうか。

食べ物や民芸品など様々なお土産があると思いますが、なかなかお店が見つからないのも田舎特有。
今回紹介するお店も例に漏れず見つけにくいです。

でも売っているモノは本当にオススメできる逸品なので是非訪れてほしい!
滋賀県長浜市、奥琵琶湖と呼ばれる田舎でピーナッツせんべい一筋45年の老舗『みつとし本舗』を紹介します!

お店のオススメ


滋賀県北部の湖畔にある「みつとし本舗」。
ピーナッツせんべい専門店なので、オススメのお土産はもちろんピーナッツせんべいです。

一般的なピーナッツせんべいは、小麦粉、砂糖、卵、ピーナッツで作られていますが、みつとし本舗のピーナッツせんべいはそこへ、せんべいには不向きとされる「はちみつ」を上手く混ぜ込む事で生地が保湿され、サクサクッとした焼き上がりになっています。


さらに、ピーナッツを細かく刻んで生地に練り込む事で、ほどよい油が染み込み、せんべい自体がジューシーな仕上がりに。

程よい甘さに口当たりの軽い食感、食べ出したら止まらない魅力たっぷりのピーナッツせんべいです。
実は私自身、滋賀県出身で幼い頃からこちらのピーナッツせんべい食べており、今も帰省する度に買いに行くぐらい大ファンです。

お店の歴史


初代がピーナッツせんべいを作り出したのは今から45年前。
元々、畳職人でしたが、手術により重い畳が持てなくなった事がきっかけだったそうです。

それまで、畳一筋だった初代は42歳からピーナッツせんべいの道へ進む事を決めました。
遠く離れた千葉県に修行に行くほどの決意と行動力。
決して若いとは言えない年齢で、これまでとは全く違う業種での挑戦、並大抵の努力ではこれほど美味しいピーナッツせんべいは出来なかったことでしょう。

現在は2代目である娘さんと、その息子である3代目が奥さんと一緒にお店を営んでいますが、自分でやり始めたからこそ初代の偉大さを痛感するとの事。

初代から仕事を受け継いですぐ、せんべいを焼いていた機械が壊れてしまったそうです。
修理しようと調べたところ、なんと「麩」を焼く機械を初代が独自に改造していたものでした。

もちろん修理は不可能。
「でも、せんべい用の機械に買い換えれば、もっと美味しく焼けるのでは?」と考え、買い換えたものの、全然ダメ。
味も焼き上がりも別物になってしまったそうです。


新しい機械は調節できるのが4つのレバーによる火加減のみ。
季節によって機械自体の温度も変わる為、常に同じ味、同じ焼き上がりに統一するのがとても難しく、今では、3代目しか火加減の調節ができないほど。

3代目が製造の中心になり、機械を買い換えてから6年。
初めは上手く焼けず、お店をたたんだ方がいいのでは、と悩んだ時期もありましたが、一歩ずつ前に進み、今でもファンに愛されるピーナッツせんべいを作っています。
「おじいちゃんがやってきたように、僕も今の機械と二人三脚でやっていきたいです。」と若き3代目の挑戦は続きます。

名前の由来


みつとし本舗で売られているピーナッツせんべいの商品名は『丸子船』
この丸小船と言うのは、江戸時代に琵琶湖で活躍していた運搬船の事。

東日本の荷物を大阪や京都に運ぶ際に使われていて、昔は琵琶湖の上をたくさんの丸小船が行き交っていました。
特に西浅井町は丸小船を多く所有し、「丸小船の郷」と呼ばれるほど運搬の中心となっていたのです。
ピーナッツせんべいの曲がった形を、西浅井に縁のある丸小船に重ね、平成6年にこの商品名にしたそうです。

職人の腕だけでなく、地元に対する愛も込められたピーナッツせんべい、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか!

【みつとし本舗】
住所:滋賀県長浜市西浅井町大浦1601
電話番号:0749-89-0191
営業時間:午前8時〜午後6時
定休日:第2・3日曜日の午前中
商品:丸子船 150g入り 525円/3枚入り 10袋 1,260円/3枚入り24袋 2,500円


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