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> 映画『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』舞台挨拶
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銀の刃よ、闇を切り裂け

©2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社

『絶狼-BLACK BLOOD-』は、特撮界のトップクリエイター・雨宮慶太が総監督を務める『牙狼』シリーズから誕生した、全く新しい特撮作品。
シリーズ構成・脚本に『進撃の巨人』を手掛けた小林靖子を迎え、その独創的な演出に国内外から定評のある金田龍がメガホンをとり、まさに最強の制作陣によって制作された待望のシリーズドラマだ。

主人公・涼邑零(銀牙騎士ゼロ)を演じる藤田玲は,様々な映画や舞台で活躍中。ロックバンド・DUSTZのボーカルとして音楽活動でも人気を博しており、本作のエンディングテーマを担当するなど、多彩な才能を発揮している。

その映画公開を記念して行われた舞台挨拶の模様をお届けします。

©2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社

登壇者:涼邑(すずむら)零(れい)役・藤田玲(25歳)、金田龍監督(52歳)

本日は『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD- 白ノ章』にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
では、早速、 涼邑(すずむら)零(れい)役の藤田玲さん、金田龍監督に一言ずつご挨拶をお願いします。


藤田:涼邑(すずむら)零(れい)役の藤田玲です。今日は大阪に来られてとても嬉しいです!どうぞ宜しくお願いします。

監督:こんなにたくさんお越しいただき、誠にありがとうございます。宜しくお願いします。

まずは『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』キャンペーンとしては大阪が初ということで、まずは大阪の印象からお伺いしたいと思います。

藤田:僕は一年前に『牙狼<GARO>〜蒼哭ノ魔竜〜』で来させていただいて、大阪のみなさんは本当にツッコミがするどい、と(笑)。なので、今日は身構えてきました(笑)。こうやって温かい皆さんに絶狼を迎えていただけることが嬉しいので、今日はお手柔らかにお願いします。

監督:大阪の印象はお客様というよりは…どうしても女性に目がいってしまって(笑)。大阪の女性はキレイですね!

まず、牙狼シリーズをずっと応援してきた私たちファンにとっては、絶狼が主演の映画というのは本当に嬉しい話でした。藤田さん、このお話が来た時、どのように感じられましたか?

藤田: 9年間ずっと牙狼に関わってきて、傍らにはいつも小西くん(小西遼生:牙狼シリーズの主役・冴島鋼牙役)がいて 、鋼牙と共に闘ってきました。今回、フランスのジャパンエキスポに牙狼を持って行ったんです。その出発する前の日に、雨宮さんに「フランス行くの楽しみか?」「はい、楽しみです!」「そう…今度絶狼主演で映画やるんだよ」「えーーーー!!!」と。フランス行きでテンション上がってたのが、さらにテンションが上がってしまって、最高の気分でフランスに行けました。でも、やはり小西くんが今回横にいないので、今まで小西くんに任せていた部分を、すべて自分が背負わないといけないんだというプレッシャーはありましたね。

監督には雨宮さんから、いつどのようなお話があったんですか?

監督:話がきたというよりは、僕が言い出した企画でして。ちょうど一年ぐらい前に、「藤田主演で絶狼で映画を撮りたいんだけれども」と僕が雨宮さんに言ったら、「あぁ、いいんじゃないの!」と(笑)。実は、僕の知らないところで将来的な問題も解決して企画も通してくれていて、「やるか!」(雨宮)「やるんだ…」(金田)という経緯がありました。雨宮さん自身は、ちょうど白夜(ドラマ「牙狼スペシャル 白夜の魔獣」(2006年))が終わったぐらいの頃から、絶狼シリーズの企画を温めていたみたいです。『絶狼』をやるにあたって製作サイドとしては色んなタイミングが合致したんでしょうね。で、たまたま僕も「MAKAISENKI」(ドラマ「牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜」(2011-2012年))の中の回で、ファーストシーズン以来、藤田と一緒にやる機会があり、その成長ぶりを見たというか。「なんだこいつまっすぐ歩けるようになったんだ」と(笑)。ファーストシーズンの時は彼は17歳で、まだ少年に近い状態で、クネクネしていてまっすぐ歩けなかったんですよ(笑)。

藤田:歩いてるつもりだったんですけどね(苦笑)。

監督:そういう人が、セカンドシーズンの「MAKAISENKI」の現場で会った時に、まっすぐ歩けるようになってたんです!(爆笑)

藤田:そこ? まぁ、あの田圃はまっすぐ歩けるようになりましたねぇ(笑)。

監督:ということで、俳優としてもすごく成長しているな、という手ごたえがあったので。僕としては「MAKAISENKI」は彼と2度やりまして、その後シーズン3が一段落した後、つらつらと藤田のことを思い出してまして、雨宮さんに……
(藤田の顔を見て)何???

藤田:いや、嬉しいな、と思って。(笑)

監督:……覚えてたんだよっ!(笑)

藤田:ありがとうございます!

監督:藤田の成長もあり、鋼牙の話も一つの節目がきて、いろんなタイミングが自然にそろったうえでの、今回の映画化だったと思います。

藤田:だって、「MAKAISENKI」が一段落して、「魔界ノ宴」というファンイベントをした時、卒業ということで小西くんと共に僕も花束をもらって、もう号泣ですよ。でも、雨宮さんから言わせると「あの時から毛頭卒業させる気はなかった」と。
≪爆笑≫
「そうだったのかぁー!」って。あれは本当にやっちまいましたね(笑)。

©2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社

17歳の頃から今25歳となって、一回りも二回りも役者としても、人間としても成長した絶狼。役作りは9年前とはもちろん変わりましたよね。

藤田:そうですね。今回金田監督とタッグを組ませていただいて、さらに歩み寄れた気がするんです。そこで改めて涼邑零像を一緒に作り上げていけたという思いがありまして、そこで涼邑零という人間の何かをつかめた気がするんです。

監督:そうだったの!? ほぉー!
≪爆笑≫
藤田:え、え、えーと…はい…。
≪爆笑≫
で、今回、フランスに出発する前に映画化の件を教えられて、金田さんとだったら、これまで描けなかった涼邑零を一緒に共有しながら作り上げられるという自信があったんですね。今回すごく意識したのが、これまでの涼邑零というのは鋼牙の仲間の一人であり、鋼牙が牙狼の世界の中では一番強い。だからこれまでは戦いで負けたとしても、最後には鋼牙が何とかしてくれたので、気持ち的には楽でした。ふざけたことを言ってみたり、反対の意見を言ってみたり、自由に振る舞えた涼邑零がいました。でも、次第に涼邑零の独り立ちの過程が描かれ、魔戒騎士となることの重み、責任感というものを、これからの涼邑零にプラスしていければなと思ってやりました。あとは、ちょっと恥ずかしいんですが、零は鋼牙に憧れていたので、鋼牙から学んできたことも零にプラスして、今回はやれたのではないかと思ってます。鋼牙へのリスペクトです。

監督、藤田さんが語ってくださいましたねぇ。
≪場内笑い≫

監督:すごいオーバーですねぇ。

藤田:良かれと思って言ったのにー!
≪爆笑≫

©2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社

そういう意味でも今回は、スピンオフではなく新シリーズなんですよね!

監督:そうなんです。僕も雨宮さんに「スピンオフでやらせてください」と言ったのですが、雨宮さんが「いや、新シリーズにするから」ということで、どんどん今の形が出来上がっていきました。

今後、絶狼はどんなふうに進み、成長していくのでしょうか?

監督:鋼牙がリスペクトされる状態で卒業し、今回忘れてはいけないのが、天才魔戒法師であるカイン(武子直輝)と、なぜか(女性なのに)魔戒剣を使えるるユナの存在で、映画の中では直接セリフとしては語られてはいないのですが、この二人の役作りの時に、すでに絶狼の存在を二人は知っていたという設定で、彼をリスペクトする、憧れの絶狼と仲間になれるんだということを意識して役作りをしましょう、と現場では確認し合ってました。そういう意味では、僕は現場では「藤田先輩」と呼んで…

藤田:すっごいやりづらかったんです!(笑)今回の撮影で一番つらかったのは、結局この「藤田先輩」でした(笑)。
アクション監督までそう呼ぶので、まず失敗はできない。(笑)練習させてもらえない。(笑)

これから現場ではずっと「先輩」と呼ばれるんでしょうね。

藤田:いや、でも僕の上には「小西大先生」がいるんで。
≪爆笑≫

監督:先生なんだ!

藤田:先生ですよ!

今回の「白ノ章」ではラストに特典映像があって、私たちもびっくりしたのですが。
この特典映像用のインタビューの時間、結構長かったんですよね?


藤田:すごい長いですよぉ。

私たちが観たのは3分でした。

藤田:マジかぁ… 
≪爆笑≫
いやこれは、ホント根掘り葉掘り聞かれたんですよ。一つ小西くんが、「俺のマネしてるよね」というシーンがあるので、是非チェックしてみてください。

そして「黒ノ章」が、3/22(土)から引き続き公開となります。あの「白ノ章」の終わり方、早く続きが観たい!と思わせますよね。もしできれば、この部分を注意して「黒ノ章」を観に来てほしいという場面がありましたら、ぜひ教えてください。

監督:それは教えられないでしょう!
≪爆笑≫
いやいや、(CSチャンネルの)ファミリー劇場で見られた方は分かる通り、30分一話で作られていて、この映画は1〜3話がつながったものなのですが、微妙に違う部分がありましたよね。「黒ノ章」も4〜6話をつなげ、テレビシリーズではなかったシーンが出てくるかもしれません。なので、テレビシリーズと比較して観ていただく楽しみ方もあります。

藤田さんはエンディングテーマ曲を担当されているんですよね。

藤田:映画バージョンを観て驚いてたんですが、僕歌ってるんですよね。(笑)
ちょうど勤労感謝祭で歌った映像なんですが、この前の完成披露試写会で初めて知って、「恥ずかしいなぁ…」と。この曲はこの作品をやっている間に書いたもので、詩もこれまで涼邑零を生きてきた中で感じたことを書いたので、この『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』を観た後なら、涼邑零の素直な気持ちを感じてもらえるのではないかと思ってます。

<ここで、フォトセッションのため銀牙騎士ゼロが登場!ゼロと共に写真撮影>


では、最後に一言ずつお願いします。

藤田:こうやってゼロを大阪に連れて来られたことが夢のようです。ゼロを召還し、皆さんに会わせることができて本当によかったです。ありがとうございました!

監督:(ゼロを眺めながら)結構、新幹線たいへんだったんです。
≪爆笑≫
これだけ熱い皆さんのおかげで、これまでサブキャラだった絶狼を主演で撮ることができました。決してこれだけでは終わらせたくないですよね。
≪拍手≫
是非みなさんのお友達、お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんを連れてきてくれることが、僕らの次への力となりますので、どうぞ宜しくお願い致します!


©2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社

3月8日(土)よりシネ・リーブル梅田、他にて公開!
3/8(土) 劇場版第1弾「白ノ章」 3/22(土) 劇場版第2弾「黒ノ章」


【STORY】
闇あるところに光あり。
人の心に邪心がある限り、魔獣はゲートをくぐり魔界より出現する。
その陰我と生命を喰らうために。

今宵も魔戒騎士である涼邑零は、バクラの経営するバー・ルーぽで甘めのホワイトルシアンを嗜み、パートナーである魔導具シルヴァと共に魔獣ホラーを狩り続けていた。魔獣の魔の手から人々を救う守りし者として。

そんなある日、零の前にユナとカインが現れる。彼らは、人間とホラーの共存するコミュニティを作る為に暗躍する魔獣リングを打倒すべく、零に「力を貸して欲しい」と接触してきたが、彼らの言葉に耳を貸さない零。憤るユナは零へ攻撃を仕掛けるが、その手には、何故か女性には扱えないはずの魔戒剣が握られていた。

果たしてユナとカインの真の目的とは?
リングが理想とするコミュニティの実態とは?
死闘の果てに傷ついた零が失い、最後に手にするものとは…


藤田 玲 梨里杏 武子直輝 野本かりあ /ガダルカナル・タカ セイン・カミュ 
原作・総監督:雨宮慶太 シリーズ構成・脚本:小林靖子 監督:金田 龍 
オープニングテーマ:JAM Project 「ZERO―BLACK BLOOD―」 エンディングテーマ:DUSTZ 「S#0(シーンナンバーゼロ)」
配給:東北新社 特別協力:サンセイアールアンドディ 制作:東北新社/オムニバス・ジャパン 製作:東北新社
©2013「絶狼」雨宮慶太/東北新社
http://garo-project.jp/ZERO/
■ 映画『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』舞台挨拶
開催日 03月08日
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