いつもと変わらない日々なのに、ふと突然不安になったり、気持ちが沈んでしまうことってないですか?
別に体調崩してる訳でもないし、心に疚しい思いがある訳でもないし、ホルモンバランスが崩れるほど何もしていないのに、急に不安になってしまうことが私にはあります。“鬱”という言葉が社会に浸透し、いまじゃ「どの街でもあること」だとみなさんも感じるかも知れません。別に私自身が鬱になってるつもりないし(本人が気付いてないだけかも知れませんがw)、いつも元気一杯です。でも他言することはあまりないのですが、自分の中でもメンタル面での波があるのを実感します。
とある取材で、とある職人さんにインタビューする機会がありました。
「若いうちは理想が高いし、“理想”を求め過ぎてるからしんどくなったり、不安になったりするんだよ」といわれたことが、いまでも時々思い出します。
私の場合、常に何かに追われているという意識はなく、どうせなら充実した人生を送りたいと、ただ思うだけですが、やはり気持ちが乗ってこないときもあります。ただメンタルを強化するということ自体は非常に難しく、形が見えないだけにどうすることも出来ないよう問題かもしれません。
さっきから取り留めのない話をしていますが、結局何がいいたいかというと、いつの間にか溜め込んだストレスなどを発散させたり、息抜きする必要があるんではないでしょうか。
今回もいつもに増して個人的なレビューですが、私を元気つけてくれるアーティスト「フィッシュマンズ」をご紹介!
簡単に彼らのことを説明すれば、佐藤伸治、茂木欣一、小嶋謙介の3人によって結成されたバンドであり、浮遊感ある佐藤氏のボーカルがレゲエやロック、ダブなどの要素を取り入れた楽曲と旨く絡み合った音楽を奏でていました。メンバーの加入脱退などがありながらも、活動した1987年から1999年までの間にオリジナルアルバムを7枚リリース。ライヴ活動も積極的に行い、ジャンルの枠を超え、多くのファンを虜にした伝説のバンドです。
しかし1999年3月、フィッシュマンズのほぼすべての楽曲も手掛けていたギター&ボーカルの佐藤氏が心不全のため永眠。同時にバンドとしても活動休止(2005年、ゲスト・ヴォーカルを迎え活動を再開)。日本のシーンにとっても、才能溢れるアーティストの死は大きな衝撃を与えた。ほんと音楽の天才といわれる人が早く死ぬのは残念でなりませんが、人の何倍も密度の濃い人生を送られたのでしょう。なによりも、10年近く経った現在においても、その音楽は色あせることなく、ほんとうに多くのファンを魅了し続けています。
そんな私もその内の一人。
元気のない時、憂鬱な時、楽しいドライブの時、そして家の中で音楽を楽しもうとしてる時。
なによりも、これからの世代にフィッシュマンズという存在を伝えたい。そんな存在のアーティストです。ほんと元気を貰ってます。
もし聴かれたことがない方がいたらこの2枚のアルバムから聴いてみてください。
『空中 ベスト・オブ・フィッシュマンズ』
PCCA-02127/ 3,300円 (税込み)
『宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ』
UICZ-4112/3 3,300円 (税込み)
未来のことも明日のことも
そんなもん何も分りゃしないよ
ねぇ教えて今あなたのこと急いで急いでよねぇ
だっていまは 恋の予感だよ
でも答えはまだ見つかられない 急いで急いでよねぇ
だって今はチャンスを待ってる
「チャンス」より 作詞/佐藤伸治