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映画『生きてるだけで、愛。』大阪舞台挨拶

映画『生きてるだけで、愛。』




小説家、劇作家、演出家などマルチに活動を展開する芥川賞作家・本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』を映画化。


数々のCMやMVなどを手がけ、カンヌ国際広告祭でグランプリなどを受賞した関根光才の長編劇映画初監督作品。


趣里が主人公・寧子役を演じるほか、津奈木役を菅田将暉、安堂役を仲里依紗が演じる。


ストーリー
過眠症で引きこもり気味、現在無職の寧子(趣里)は、ゴシップ雑誌の編集者である恋人・津奈木(菅田将暉)の部屋で同棲生活を送っている。

自分でうまく感情をコントロールできない自分に嫌気がさしていた寧子は、どうすることもできずに津奈木に当たり散らしていた。


ある日突然、寧子の目の前に津奈木の元恋人・安堂(仲里依紗)が現れる。

津奈木とヨリを戻したい安堂は、寧子を自立させて津奈木の部屋から追い出すため、寧子に無理矢理カフェバーのアルバイトを決めてしまう…


大阪舞台挨拶に趣里(しゅり)が登壇




先行試写会が3日「大阪市中央公会堂」(大阪市北区)で開催され、主演の趣里(しゅり)が舞台挨拶をおこなった。




脚本を読んだ時に…

趣里自身が演じる寧子に個性の強いキャラクターを感じ、脚本の持つエネルギーを受けたと話し、「人間誰でも、大なり小なり辛いことはありますけど…それでも寧子はエネルギーを持っていて生命力に溢れていて、前に前に進む姿に勇気をもらいました」とコメント。




自身は苦しいとき、悩むときは「時間が過ぎるのを待つか、落ちるところまで落ちて、もういいだろうと思うところまで落ち続ける。そして、フッとしたとき、周りにいる友だちや家族に救われる」と話し、寧子(趣里)と恋人・津奈木(菅田将暉)の関係性から「100%分かり合える人っていない。

同じエネルギーで向き合える人はいなくて…時間を共有できるって奇跡的なことなんだと思いました。

この映画をやってより思いました」
と胸中を語った。




試写会後の壇上という事もあり、映画を見終わった観客からのアンケートに答える場面もあり、終始和やかな雰囲気の中舞台挨拶は行われた。




最後の挨拶では「観る人によって感想が違うと思うので、その声を聞きたいと思っています」と笑顔で終了した。


映画『生きてるだけで、愛。』
芥川賞作家・本谷有希子の傑作小説を映画化!


現代の若者たちの心情をリアルに綴るエモーショナルなラブストーリー



原作: 本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)

監督・脚本: 関根光才

出演: 趣里 菅田将暉

田中哲司 西田尚美/松重豊/石橋静河 織田梨沙/仲 里依紗

エンディングテーマ: 世武裕子 『1/5000』(ポニーキャニオン)

製作幹事 :ハピネット、スタイルジャム

企画・制作プロダクション:スタイルジャム

配給:クロックワークス

公式サイト:http://ikiai.jp

©2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会

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