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男の雑学!世界の謎【真実はコレだ!!】Vol.13

ジョージア・ガイドストーン
近年のオーパーツで「ジョージアガイドストーン」という物をご存知だろうか?


こ花崗岩で出来た大きな石のモニュメントで、そこに書かれた謎の文章や天文学的な作りが盛り込まれている物です。




一説には創設を依頼した人物も謎とされていて、調査しても分からなかったと言われています。


旧約聖書に出てくる十戒と同じような厳しい内容も書かれている事から注目を集めています。




様々な言語で書かれている謎
ジョージア・ガイドストーンが作られたのは1980年の事です。


世界の8つの言語で書かれていて、気になる文章の内容はと言うと、


1.大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する

2.健康性と多様性の向上で、再産を知性のうちに導く

3.新しい生きた言葉で人類を団結させる

4.熱情・信仰・伝統・そして万物を、沈着なる理性で統制する

5.公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する

6.外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する

7.狭量な法律や無駄な役人を廃す

8.社会的義務で個人的権利の平衡をとる

9.無限の調和を求める真・美・愛を賛える

10.地球の癌にならない – 自然の為の余地を残すこと – 自然の為の余地を残すこと


冒頭の「人工5億人以下を維持する」と言う文面が、陰謀めいた物を感じずにはいられません。

ちなみに8つの言語とは英語、中国語、ロシア語、スペイン語、スワヒリ語、ヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語になります。

(残念ながら日本語は入ってません)







世界の主要言語を用いて、後世に至っても内容が理解できるように作られています。


この他、上部に乗せられた石には、古代ギリシャ語・バビロニア語・サンスクリット語・象形文字も刻まれていて、古代からの文明に対する崇敬とも取れる様な作りになっています。


その正確な天文学的な処置が施されている所から現代のストーンヘンジと言われています。


設置されている場所はアメリカのアトランタから東へ約150キロ程向かった所、エルバート郡と呼ばれる地域の丘の上です。




1枚の高さは、約6メートルもある石板で、それらが6枚組み合わさって出来ています。


総重量は100トンも超えると見られ、その哲学的、天文学的な内容もあって最新のオーパーツと言われています。


1年間の太陽の運行に密接に作られていて、6枚の石板の内4枚が屹立し、およそ18.6年の周期で訪れる極地点を表していると言われています。


中央にあたる石には2箇所の穴が空いていて、毎年夏至と冬至にはこの穴からちょうど太陽が見える作りになっています。


誰が設置した?





最初に、このモニュメントの制作依頼を出したのは【R.C.クリスチャン】と言う謎の人物です。


(この人物の名前も今では本名で無い事は判明しています。)

R.C.クリスチャンはガイドストーンを制作する事になる「エルバートン・グラニト・フィニシング社」に訪れます。


直接対応したのが、当時の社長ジョー・フェンドリーでしたが、最初の印象はやはり『怪しい話』と言う感じだったとの事です。


おおよその概要とサイズ、それを元に幾らぐらいの費用が必要になるかなど記念碑建造の詳細を詰める作業が進みますが、聞いている内にこの話は本気の物だと判断し、正式に建造する事になったという。








実は、この【R.C.クリスチャン】の名前は偽名であると言う事が正式にモニュメント自体にも記載されています。


この偽名と書かれているR.C.クリスチャンと言う名前を歴史に照らし合わせて見ると面白い事がわかります。


17世紀にヨーロッパで暗躍した秘密結社「薔薇十字団」の創設者の名前が「クリスチャン・ローゼンクロイツ」と言います。


このローゼンクロイツの部分の頭文字がRとCになり、クリスチャンはそのまま読むと先述のR.C.クリスチャンになりますね。


となると、このアメリカに存在する謎のモニュメントは薔薇十字団が当時の思想や行動を成就させるために現代に建立したも物になるのでしょうか。


薔薇十字団とは?





秘密結社【薔薇十字団】とは、17世紀よりも存在していたとされますが、初めて世に出たのが1614年にドイツで刊行された著者不明の書籍です。

『全世界の普遍的かつ総体的改革』と言う題名のこの怪しい文書とその付録に初めて薔薇十字団の名前が登場しました。


当時の教皇制度からの脱却や、不老不死を目指す団体として活動していたとの事で、大分怪しい趣があります。


又、錬金術に関する研究や独自の解釈を持っていたようで、創設者とされるクリスチャン・ローゼンクロイツの名前が有名になったのもこの頃です。



その後様々なフィクションに登場する様になる薔薇十字団ですが、錬金術や古代の叡智に焦点を当てて既存の世界の秩序を一新しようとする団体が居た事は確かな様です。

その後表立った活動が取り沙汰される事は少なくなっていきますが、その名前だけは現代まで語り継がれていきます。




ジョージア・ガイドストーンも薔薇十字団もしくはその思想を受け継ぐ団体が「新しい世界の秩序」を求めて作ったのだろうか…

全てが明かされた時、何が見えてくるのだろうか?






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