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漫画に学ぶ男前 vol.57【火ノ丸相撲:潮火ノ丸】

第57回目となる今回は、ジャンプの熱血相撲漫画「火ノ丸相撲」主人公、潮火ノ丸から男前を学んでいきたいと思います。




【漫画のあらすじ】

弱小の大太刀高校相撲部に現れた身長152センチの小柄な主人公の潮火ノ丸(うしお ひのまる)が、体格の大きさがモノを言う相撲の世界で、最高位・横綱を志して高校相撲の頂点を目指す物語。


火ノ丸は体格差をカバーするために、並々ならぬ稽古の末に鍛えあげた肉体から繰り出す技を駆使し、自分より大きな相手に立ち向かっていきます。


相撲愛ナンバーワンの小関信也、元不良の五條佑真、レスリングの国体王者・國崎千比路、辻桐人や三ツ橋蛍といった部員と、果たして火ノ丸たちは高校相撲の頂点に輝くことはできるのか…。


相撲ってのはなあ

足の裏以外が地面に着いたら負けなんじゃ
○オトコマエポイント

相撲部に入部希望を出した火ノ丸はさっそく部長に道場に連れて行って欲しいと言うが、部長は気乗りしない様子。


道場につくとそこでは大太刀高校のケンカ番長・五條 佑真とそのチンピラ仲間がたむろする場となっていた。


怒った火ノ丸は五條に決闘を申し込み、「五條に10分間無抵抗で殴り続けられて立っていられたら道場を返す」という無理難題を突きつけられます。


しかし、火ノ丸は10分どころか15分の間1度も倒れません。


「相撲ってのはなあ、足の裏以外が地面に着いたら負けなんじゃ。倒れないために積んできた稽古じゃ。チンピラのなまくらパンチでワシを倒せる訳なかろうが」


逆上して殴り続けようとする五條に「無抵抗の時間はさっき終わったぞ」と火ノ丸は相撲で反撃に出て、一撃で五條を倒してしまう。


火ノ丸の肉体的な強さだけでなく、「心の強さ」が描かれた名シーン。

これぞまさしく男前!

といったカッコよさがにじみ出ています!


今はワシの方が強い、それだけじゃ
○オトコマエポイント

新人戦で規格外の体格を持つ下山と対戦することになった火ノ丸。


彼は中学の火ノ丸に土をつけ、表舞台から追いやった男だった。


下山は格下に弱く、格上に異様に強い「大物食い」のタイプ。


今回も火ノ丸を倒そうと異常に高いモチベーションで挑み、一度は圧倒したかに思えたが、どんな策も真正面から打ち破れるほどに、火ノ丸は強くなっていた。


自信を胸に、過去のトラウマを乗り越えたアツいシーン。

そして勝った後も油断せず、今回は自分が勝ったが、まだまだこれから先はわからない、というところもカッコイイですね!!


ワシは相撲の神に愛されなかった…

でも、それがどうした
○オトコマエポイント

火ノ丸は、力士としての体格に恵まれず、作中でもよく「ワシは相撲の神に愛されなかった」というセリフが語られます。


そんな火ノ丸とは逆に「神の化身」と呼ばれる横綱の息子、久世草介と全国大会で対決することに。


神に愛されなかった体だけど、そのおかげで「誰よりも相撲を楽しめた」という火ノ丸。


自らの欠点を受け入れた上で、だからこそ楽しめる、そんな度量の広い男前になりたいですね。


まとめ
自らを奮い立たたせてくれるセリフやシーンが詰まった『火ノ丸相撲』。


この作品の魅力はそれぞれのキャラクターが使い捨てられることなく、きっちりと全員に見せ場を作ってくれるところ。

全てのキャラクターの見せ場を作り、過去との確執と課題、それを乗り越える瞬間を与えてくれます。


1度ジャンプから離れた世代にとっても、この男臭さからにじみ出る「熱さ」は病み付きになること間違い無し。


皆さんも「火ノ丸相撲」を読んで、芯の通ったアツい男前になりましょう!




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