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大人の隠れ家:限界集落を再生した兵庫の古民家宿「集落丸山」

日本各地で問題になっている空き家問題。

取り壊すにもお金がかかるし、ボロボロのままでは買い手も付きません。

特に田舎の限界集落においては住民の高齢化も重なり深刻な状況のところが増えています。


そんな田舎の空き家を上手く使って地域の活性化にも繋げている兵庫県篠山市の古民家宿『集落丸山』を紹介したいと思います!


宿の特徴




築150年以上経過している古民家をリノベーションし、一棟貸しの宿として運営している「集落丸山」。


5世帯19人の住民と社団法人NOTEが協力し合い、2009年に開業しました。


現在宿泊できる古民家は「ほの穂(斎藤家)」「明かり(佐古田家)」のニ棟で、一棟貸し40,000円にサービス料一人5,000円が基本の為、宿泊する人数が多ければ多いほど一人当たりの料金は安く済みます。


また滞在中は農業体験や、ワークショップなど里山アクティビティといった地域の生活を体験でき、周辺住民とのコミュニケーションを楽しむ事ができます。


お部屋とお風呂




どちらの宿(家)も洋室2部屋に和室3部屋と十分な部屋数ですね。


玄関をくぐると昔ながらの通り土間やかまど。


田舎の古民家らしさが溢れ、素敵な時間を過ごせそうです。




部屋はキレイにリノベーションされていていますが、テレビや時計は置いていません。

古材を使い、古民家をなるべく「昔の状態で楽しむ」ことがコンセプト。


トイレやお風呂のみホテル並みに改装が施されてます。




こちらも昔ながらの五右衛門風呂。


現代らしく給湯式に改装されていますが、当時の雰囲気は十分味わえます。


料理




夕食は「ほの穂」の納屋を改装したオープンキッチン「ひわの蔵」で楽しみます。


神戸・北野町にあるフレンチの名店「ジャンティ・オジェ」のオーナーシェフ高柳さんが丸山の魅力に惚れ込み、神戸の店を弟子に任せ、篠山に引っ越してお店を開いたそうです。


「田舎で耕作しながら料理を提供したい」という高柳さんの願いを叶えた料理は、篠山の地元食材をふんだんに使った絶品ばかり。

あまりの美味しさに、兵庫県ミシュランガイドにも紹介されるほど。




朝食は集落のさらに奥地にある蕎麦と旬の料理屋「ろあん松田」のシェフが各宿の土間を使い調理してくれます。


プロの腕前を見るもよし、トントンと料理が作られる音を聞きながらまどろむもよし。


眠い目を擦りながら和室に行けば、ろあん松田特製の朝食が用意されています。


なんとも贅沢な時間です。


チェックアウトは11時とゆっくりできるので、朝風呂を堪能してから出るのもオススメです。


いかがでしたか?


住民が一丸となってお客様をもてなす集落丸山。


滞在中は自分自身も集落の住民になれるような感覚があります。


小さなコミュニティだからこそできるサービスの数々を堪能してみてはいかがでしょうか。


集落丸山公式HP

住所:兵庫県篠山市丸山30番地

電話番号:0120-210-289

宿泊料金:一棟 一泊40,000円(税抜き)/サービス料 1人5,000円(税抜き)

※最大5人で宿泊すれば1人あたり 13,000円

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