インライフ

体の芯から温まるスープ「麻油鶏(マーヨーチー)」男飯、はじめました

どうも、編集部ハマサキです。


週末はいきなり寒くなって大阪でも雪が降りました。


今回はそんな寒い日にオススメの薬膳スープ「麻油鶏(マーヨーチー)」のレシピを紹介したいと思います!




【材料(3〜4人前)】

鶏手羽元:8本

米酒(普通の料理酒でも代用可):500〜600ml

生姜:1/2個

八角(スターアニス):2つ

クコの実:5、6粒

黒ごま油(普通のごま油でも良いです)


「麻油鶏(マーヨーチー)」は台湾の伝統的なスープで血液循環を良くし、身体を温めることができることから寒い冬の日によく食べられます。


八角、クコの実はあんまり馴染みがないかもしれませんが、スーパーでも普通に売られている中華系のスパイス。


米酒、黒ごま油も代用できるので材料が簡単に揃えられるのもポイントです。




まずは生姜をスライスしてごま油で炒めていきます。


こうすることによって生姜の香りが引き立ち、油にも生姜の味が移ることで煮込んだときにスープ全体の味が馴染みやすくなります。


生姜に軽く色が付いてきたら鶏肉を投入。

この時皮目をカリカリに焼いておくと、香ばしくなって食べるときの食感も楽しめますが今回は鍋のサイズが小さいのと、圧力鍋で炒めて焼き目を付けてる間に鍋肌に肉が引っ付いちゃうんで普通にかき混ぜてます。




肉全体に軽く火が通ったら酒を追加。


その上にクコの実と八角を入れ中火で煮込んでいきます。


煮込み時間は大体20〜30分くらい、お酒のニオイがきついなと思う場合は5分ほどフタをせずアルコールを飛ばしましょう。


オワリ。


調理はコレで終了です。


塩もコショウも煮込みに水も使いません、水分は全部酒


あーだこーだと下拵えをする必要もありませんし、1人前だけならフライパン一つで完成します。


肉、酒、油、スパイスの4つしか使わないザックリとした感じがなんとも「男飯」って感じじゃないですか?




というわけでコチラが完成品。


台湾ではスープ単体の他に、麺線(ミェンシェン)という素麺を入れて食べることが多いそうです。


今回は素麺がなかったので卵粥と一緒に食べることにしました。


…しみじみとうめぇ〜〜〜。



いやもうなんていうんですかね、じんわりと体が暖まっていく…というのが実感できる味わいです。


生姜の香りとクコ、八角が合わさり「ザ・薬膳」みたいな香りがしてるのもポイント高い。


お酒で煮込んでるのでしっかりとコクが出て、十分な飲みごたえがあります。


煮詰めると濃すぎる味になるかもしれませんので、そういう時は水で伸ばしてあげましょう。


ちなみに次の日の朝には手羽元からでたコラーゲンが固まり、スープがプルプルの煮凝り状になっていました。


コレを暖かい御飯の上にのせて溶けた所を食べるのがまた美味しいので作る時は2人分以上作るのをオススメしたいですね。


次回の男飯はまたお腹が減ったら考えます。

の戻るで戻って下さい。

インライフTOPへ戻る

Copyright(c) 2008 INLIFE,Inc. All Rights Reserved.