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今年はVR元年!話題のVRヘッドマウントディスプレイ主要5機種をレビュー!

どうも、編集部ハマサキです。


この間友人とVR体験会に行ってきたんですが、なんていうか…スゴかったです。


技術的なモノはもちろんですが、ゲームだけでなくこれから様々な分野で発展していくのだろうと実感させられました。


というわけでVR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の購入を決めたので、色々発売されている主要製品のスペックを比較しつつ、皆さんにも紹介したいと思います。




「VR」とは「バーチャルリアリティ」の略で、日本語では「仮想現実」と訳されます。


似たような言葉でポケモンGo等で使われる「AR」がありますが、こちらは「オーグメンティッドリアリティ」の略で、「拡張現実」という意味です。


「VR」は仮想の世界に入ることで、「AR」は現実の世界上に仮想を表示する、という感じでしょうか。


Oculus Rift(オキュラスリフト)


そしてその「VR」ブームの火付け役となったのがこちらの「Rift(リフト)」。


オキュラス社の製品なので「オキュラスリフト」と呼ばれることが多いです。


頭部に装着して目と耳を覆ってしまうヘッドマウントディスプレイ型は、よりいっそう仮想現実への没入感を深め、傍から見るとただ機械を付けているだけなのですが、装着している当の本人は実際に別の空間にいるような体験が味わえます。


動作はパソコン側で処理するため非常に快適。


VRヘッドセットの品質に大きな影響を与えるのが、頭を動かしたとき、自然に画面表示されるかどうか。


オキュラスリフトは、外部にセンサーを設置する必要がありますが、その分はっきりと動きを認識し、違和感なくVRを楽しむことが可能です。


オキュラスリフトの価格は94600円。


VRHMDとしては平均的な価格ですが、VRを十分に楽しめるスペックを持ったパソコンを用意するとなると、中々の金額が掛かりそうです。


製品ページ

https://www.oculus.com/rift/


PlayStation VR


2016年10月13日に発売される「PlayStationVR」。


国内のみならず世界中で予約殺到中の超人気製品です。


PS4のワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)との連動はもちろん、PlayStation Moveは両手での2本持ちも可能で、既存のものを利用するので価格も抑えられるというメリットが。


ゲームだけで無く、2.5m離れた所に226インチ相当の大画面が登場する「シネマティックモード」と呼ばれる機能も搭載。


映画館で最前列真ん中の席に座っているかのような迫力あるビッグスクリーンを楽しむことができます。


価格が44980円と、他に比べて遜色のないスペックに関わらず低価格、というのが人気の秘訣ですが、現状発表されている対応デバイスはPS4のみ、ということですので汎用性は若干低め。


性能、価格、コンテンツのあらゆる面で隙がなく、PS4独占タイトルのVRゲームも予定されているので、VRゲームを楽しみたいのであれば断然おすすめです。


製品ページ

http://www.jp.playstation.com/psvr/


HTC Vive(バイヴ)


スマホメーカーのHTCと、ゲーム配信サイト「Steam」で有名なValve。


二社が共同開発したヘッドマウントディスプレイが「Vive」です。


開発者向けのVive proが先行して公開され、2016年の4月に製品版が販売されました。


専用コントローラーも開発され、コンテンツもValveが提供するSteamVRというものが存在し、ゲームメーカーだけあって配信されるコンテンツはそれなりにそろっています。


そしてViveの一番の特徴が、二台のカメラを利用した「ポジショントラッキング機能」。


対角線上に設置したカメラを利用することで使用者の位置を検出して、「歩く」「しゃがむ」といった現実での動作をVRゲームに反映することが可能になります。


ヘッドマウントディスプレイにフロントカメラが搭載され、目の前に障害物があればVR空間内に反映して、壁にぶつかったりすることも未然に防げるのです。


価格は99800円、ディスプレイパネルの性能はオキュラスリフトとほぼ同性能ですが、トラッキング性能の高さやコンテンツの充実度を考えるとこちらのほうが今は「買い」かもしれません。


製品ページ

http://www.vive.com/jp/


Gear VR


こちらはサムスンと前述のオキュラス社が共同で開発したヘッドマウントディスプレイ。

今まで紹介した3つはPCやPS4などと接続して使用しますが、こちらはディスプレイ前面にスマホをセットしてVRを使用します。


スマホを利用するヘッドマウントディスプレイの中で唯一ヘッドトラッキングセンサーを搭載。


頭部の側面にはタッチパッドによる上下左右のボタンも完備、専用のコンテンツも用意されているなどスマホ装着タイプの中では断トツの完成度を誇ります。


価格は15000円とかなりの低価格。


ただし現状対応しているスマホは、「GalaxyS6/s6 edge」のみということで、あらかじめ持っている方ならともかく、両方用意する場合にはそれなりの値段になってしまいますが、それらのスマホを持っている方にはおすすめできる製品です。


製品ページ

http://www.samsung.com/jp/product/gearvr/


ハコスコ タタミ2眼


最後は「とりあえず一度VRを体験してみたい!」という方向けのキット。


グーグルが発表したヘッドマウントディスプレイで、自分のスマホをこのヘッドマウントディスプレイの中にいれて利用することによって、VRを体験することができます。


まさかのダンボール製で、1500円という激安価格を実現。


ちなみに素材から製作方法まで全て公開されているので、グーグルだけでなく多数のメーカーが販売しています。


というか自分で作ることも可能です。


二眼タイプと一眼タイプが存在し、二眼タイプは没入感が高め、一眼タイプは没入感が低いですが、視差を利用しないので、子供でも健康上問題なく使用することができます。


製品ページ

http://hacosco.com/product/


いかがでしたか?


個人的にはPS4、Galaxyを所持していない、多分部屋の中で歩き回るVRゲームをすることはない、という点でオキュラスリフトがよさそうです。


まだ肝心のコンテンツが出揃っていないため判断は難しいですが、高いスペックを誇るものやコントローラーに趣向を凝らしたもの、価格を抑えてきそうなものなど、それぞれ特徴があるので自分に合った機種は探しやすいと思います。


今年はVRヘッドマウントディスプレイ元年。


皆さんも是非VR空間を体験してみてください。


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