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新・贅沢図鑑『最高級グランドピアノ』編!

先日、テレビでピアノの演奏会を見ました。


あの細い弦からあれだけの音を表現できるのだから、ピアノって不思議だなぁ。


って事でピアノについて調べてみました。


ピアノの歴史
ピアノは1709年に、バルトロメオ・クリストフォリによって作られたとされています。


それまでも弦を叩いて音を出す鍵盤楽器はあったものの、音量が小さく試行錯誤が繰り返されていました。


そこでクリストフォリは、ハンマーが弦を叩いた後に、弦と接触し続けない構造を独自に開発することで、弦を響かせ、音量を大きくするとともに、現代のピアノの基本構造を作り上げました。


その後、時代の流れと共に様々な改良を施され、今のピアノがあります。


ピアノも大きく分けると弦が地面と垂直に配置されている「アップライトピアノ」と、弦が地面と水平に配置されている「グランドピアノ」の2種類があります。


「アップライトピアノ」は弦が垂直な分、ピアノ本体の大きさをコンパクトにして小さなスペースにも設置できるようにしたピアノで、「グランドピアノ」は全長3m近くにもなるほどの大きさですが、コンサートなどによく使われるピアノです。


今回は数千万円を超える飛びきり高価な『最高級グランドピアノ』を紹介します!


参考までに。


コンパクトグランドピアノに分類される「ヤマハGB1K」。


グランドピアノの中では最も安い価格帯で115万円です。


値段の差はどこに?

そもそも同じグランドピアノでなぜ価格に大きな差が出るのか?


それはパーツ数によるものが大きいのです。

グランドピアノを構成するパーツ数は8000個以上になります。

その一つ一つを職人が手作りすることで、ピアノ全体の価格が跳ね上がります。


また、量産パーツを混ぜたピアノであっても1台作るのに1年かかるとされていますが、職人手作りの高級パーツのみで最高級ピアノを作るには3年かかるとされています。


このあたりも価格の違いとして表れていますね。


ヤマハ CFX : 1900万円




高ぇ。


コンサートホールでの演奏をテーマに作られたグランドピアノ。


フルオーケストラの中でも周りに負けない力強い音を響かせ、存在感をアピールできる仕上がりとなっています。


非常に豊かな余韻と、力強い低音をあわせ持った素晴らしい音を響かせてくれます。


スタインウェイ D-274 : 2026万円




150年以上の歴史を持つ老舗メーカー「スタインウェイ」。


世界中の有名ピアニストや音楽大学から支持されているスタインウェイのピアノは、なんと12,000個ものパーツにより作られており、その全てが最高品質と言われています。


徹底した品質管理と、妥協を許さない志を持ち、パワフルかつ繊細な響きが全てのピアニストとその音を聞く観客を魅了します。


ベーゼンドルファー モデル290インペリアル : 2500万円




オーストラリアを代表するピアノメーカー。


現在はヤマハの子会社として運営されています。


手作業の部分が非常に多く、生産台数が極めて少ないのが特徴です。


これまでの総生産台数は約47,000台で、これはヤマハの1/100、スタインウェイの1/10と言われています。

その分、希少価値が高く、貴族や王室などに納められているそうです。


「モデル290インペリアル」ベーゼンドルファーの中でもフラッグシップモデルに位置づけられおり、最低音をこれまでのピアノより9鍵も拡張されています。


これにより音に深みが増し、ピアニストと観客の心を動かす力強い音色を響かせます。


いかがでしたか?


一口にピアノと言ってもピンからキリまでありますね。


僕はオーケストラなどの演奏を生で聞いたことがないのですが、今回調べたことで興味が沸きました。


どこか小さなコンサートでも一度行ってみたいと思います!

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