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新・贅沢図鑑 『最高級ビール』編!

有名なワインが超高額でオークションに出品!

なんて話は聞きますがビールってそんなイメージありませんよね。


しかしビールにも一般人からしたら手が出ない程の高額な最高級ビールは存在しています。


もちろん、ただ高いだけでは有りません。高級なビールには高級なワケがあるのです!

そこで今回は世界の『最高級ビール』を紹介していきます!


Pabst Blue Ribbon Beer「1844 」

価格:4500円


アメリカではコンビニなどでも手に入る有名なブランド「パブスト・ブルーリボン」のビール。

日本で言う所のアサヒやキリンビールみたいな感じですかね。


一般的に販売されているパブストブルーリボンのビールが1ドル前後で買えるのに比べてこちらはなんと45ドル!


ドイツ産のカラメルモルトを使用し、炭化していないアメリカ製のウイスキー樽で熟成させ、高級なワインにも対抗出来るようにスタイリッシュなボトルを採用。


「がぶ飲みするビールとは違う」と言う事をアピールしているのだとか。


ALESMITH「スピードウェイ・スタウト」

価格:3500円


世界のビールマニアに選ばれた、トップブルワリー「ALESMITH(エールスミス)」。


カリフォルニア南部をビール製造のトップへと成長させた一社で、熱狂的な支持者が多いメーカーです。


スピードウェイ・スタウトは、『ロシアン・インペリアル・スタウト』という製法で作られ、色は石炭のように真っ黒。

麦芽を焦がしたローストモルトを多量に使用しているため香ばしいアロマが特徴です。


世界のビールベストにしばしば挙げられ、常に入手困難なビールの代表的存在です。


ボステールス「デウス」

価格:3000円


まるでシャンパンを思わせるような味と見た目のベルギービール。

輝きのある透き通ったゴールドで、口に含むと強い発泡感があり、とても複雑な味わい。


「デウス」はとても複雑な工程を経て造られています。


最初はベルギーで仕込み、一次発酵のあと、二次発酵とも言える熟成を行います。


その後フランスに運び、発酵用の糖分と酵母を加えて瓶詰めし三次発酵を行い、数カ月の熟成期間を経ます。


これにより減った分のリキュールを追加してコルク栓をしてようやく完成。


これらの多大な手間と複雑な工程を経て出来上がるビールは、「ビールを超えたビール」と言えましょう。


一口ごとに長い余韻を楽しむ事の出来るセレブのためのビールです。


ショルシュブリュー「ショルシュボック57」

価格:30000円


価格も驚きですが「ショルシュボック57」一番の特徴はアルコール度数55度という強烈さにあります。


ドイツ500年の歴史ともいえるビール純粋令に書かれたアルコール度数の強度単位の記録を破った、当時世界最高のアルコール度数を誇ったビール。

世界36本の限定販売がされ、価格なんと330mlで3万円!


その理由は、ドイツビールの伝統的な製法を守りつつも、この高アルコール度数を実現したという技術力の高さ。


「ショルシュボック57」の味わいは薫製風のスモーク感とレーズンの様な重く深い甘みがあります。


55度って言ったらウィスキーとか泡盛みたいに蒸留酒レベルですよ。

こんなのジョッキで飲んだら2日酔いは必死ですね。

ジョッキ満たすのにいくら掛かるんだって感じですが。


Carlsberg「ヤコブセン・ヴィンテージ」

価格:42000円


Carlsberg(カールスバーグ)は多くのビール好き達が憧れるビールメーカー。


ライトボディテイストのピルスナーを生み出すブランドとして支持され、香り立ちの良いビールを中心に、世界中のビールファンを唸らせ続けているブランドです。


「ヤコブセン・ヴィンテージ」はコペンハーゲンの最高級レストランにて2008年から2010年の間、年間600本のみ限定販売された超高額ビール。

ウイスキーの様な熟成方法をとっており、賞味期限はなんと50年もあるんだとか。


スウェーデンとフランスのオーク樽を使用して6ヶ月熟成したデンマーク産の高級ビールは、香り高いウイルスキーのようなバニラやココアのような味わい。


スコッチウイスキーのようなピート香が漂うビールです。


サミュエル・アダムズ「ユートピア」

価格:16000円


見るからに高額なビールって感じですね。

ビンっていうか壺みたいです。


「ユートピア」は炭酸が入っていません。炭酸が入っていないビールといわれても日本人には馴染みがなさすぎてイマイチしっくりきませんね。

それほんとにビール?みたいな。


このビールは2年ごとに発売され、最大18年間もシェリー樽やスコッチ樽などで醸造、最後にメープルシロップを加えて仕上げられています。


ちなみにボトルは銅製。

酸化を防ぎまろやかな味わいと口触りを保ってくれるのだとか。


なんとこのビールはボトルをリサイクルに出せば5セント(約4円)が戻って来るという環境に優しく財布にも優しいビールなのです。

全然優しくない。


Nail Brewing「アンタークティック・ネイル・エール」

価格:64000円〜148000円


このビールは市販されておらず、全てオークションで販売され、最高額に148000円という値段がついた最高級のビールです。


オーストラリアにあるネイル・ブリューイングが作ったこのペールエールスタイルのビールは、売り上げの100%を環境保護団体へと寄付されるというチャリティー要素も有って高額で取引される事となった訳ですが、ブランドネームだけここまで高額になった訳ではありません。


「アンタークティック・ネイル・エール」は南極の氷山から氷を回収して溶かした水を使用して醸造されたビールであり、世界限定30本という希少価値をつけて登場させたためここまで驚きの価格になったのです。


しかしビール一本に15万円…。

もう普通のビール樽で買えばいいんじゃないですか?


皆さんがビールを飲む理由は色々あるかと思いますが、多くの方は喉の渇きを癒やしたり日々の終わりにリラックスの為に飲んだりするかと思います。


そうした時のビールは手軽に飲めてストレートな喉越しの良いものが合いますよね。


ですが、「特別な日」には普段とは違う、リッチで特別なゆったりと楽しめるビールを飲んでみてはいかがでしょうか。






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