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漫画に学ぶ男前vol.28【ソウルイーター:ブラック☆スター】

第28回目となる今回は、以前紹介した『月刊少年ガンガン』で連載していた作品『ソウルイーター』のメインキャラクターの1人、ブラック☆スターから学んでいきたいと思います。




今回は漫画「ソウルイーター」から、主人公であるソウル=イーターに続いて主役の1人でもあるブラック☆スターを紹介したいと思います!


ブラック☆スターはソウルと同様に『死神武器専門学校』に所属する武器職人で殺し屋一家である星一族の生き残り。

信条は「天上天下唯我独尊」。

将来は神になることが目標で常に鍛錬を続けています。


非常に目立ちたがり屋で破天荒ながら、絆や仲間を非常に大切にするキャラクター、ブラック☆スターから"オトコマエ"を学びたいと思います!


「今度は俺が見届ける番だ!!」
○オトコマエポイント

ブラック☆スターは暗殺一家の生き残りということもあり、入学当初はみんなに避けられていました。


そんな彼が必死に目立とうと校門でパフォーマンスをしていた際、誰も気に止めずスルーする中、唯一最後まで見ていた人物こそが現パートナーの椿。


ある時、ブラック☆スター・椿と対峙した敵・マサムネは椿の実の兄。

このセリフが登場したのはこの兄弟での対決の行方を見守っているシーンです。


かつて最後まで見届けてくれた椿。

今度は自分が最後まで見届ける番だとずっとそばに寄り添います。


その間、ブラック☆スター達を嫌う民衆からどれだけ殴られようとも気にも止めません。

どれだけささいな事でも、恩を返す男というのは"オトコマエ"ですね。


そしてその借りを返すために全身全霊で行動できるところに魅力を感じます。


「神にできる事が俺にできないわけねェだろ!!!」
○オトコマエポイント

神を目指し、突き進んできたブラック☆スター。

鬼神と呼ばれる神に挑んでいる最中に言い放ったこのセリフが衝撃でした。


ジャイアニズムのようなものを感じさせるこのセリフですが、自分が神を超えると信じてやまない感情がとても現れています。


一体どれだけ自信家なのか…。


ですが、これほど自分に対して自信を持てるということは本当にすごいことです。


その裏にはそれほどまでの自信を持てるだけの並々ならぬ努力があるから。

当初はもちろんただのビッグマウスだったかもしれません。しかし口だけでなく行動し続け、言い続けてきたゆえに言えるセリフなのではないでしょうか。


「死者を生かす武の道だ!!!」
○オトコマエポイント

そんなブラック☆スターにも迷いがある時もありました。


"強さ"のみを求め続けた先に何があるのかという問題にぶつかった時です。


迷いの果て、力を失ってしまった際に改めて自分を見つめ直したブラック☆スターがたどり着いたのが答えでした。


"強さ"を手に入れた先の目的を持っていなかったブラック☆スターは「生者を殺す鬼の道」ではなく、

武を極めようとし散っていった無念の魂を背負い晴らす「死者を生かす武の道」を歩むと決意したのです。


自分自身が頂点へと進むためには、必ず誰かを越えねばなりません。ブラック☆スターのように越えた相手の思いを背負っていく男こそ"オトコマエ"ではないでしょうか。


まとめ
ブラック☆スターはずば抜けた戦闘センスと持ち前の明るさでどんなピンチも乗りこえてきました。


そんなピンチシーンでは数々のビッグマウスが発揮されますが、その言葉に合う実力をめきめきとつけ乗り越えていく、まさに「有言実行」をそのまま人物にしたようなキャラクターです。


普段はお調子者でまわりに迷惑をかけてしまっていても、いざ仲間がピンチの時はいかんなくその力を発揮して助けてくれる…そんな熱い男こそ"オトコマエ"ではないでしょうか。

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