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漫画に学ぶ男前vol.16【ドリフターズ:島津豊久】

第16回目となる今回は『ヤングキング』で連載中の歴史ファンタジー漫画『ドリフターズ』の主人公、島津豊久から学んでいきたいと思います。




【漫画のあらすじ】

この作品は古今東西の英雄が、中世ファンタジー風の異世界に召喚されるというファンタジー作品。


主人公である島津豊久は、関ヶ原の戦いの最中、謎の存在『紫』の手により異世界に召喚され、同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。


その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放、その勢いのまま「国奪り」を開始。


一方、北方の地ではラスプーチン、土方歳三など、『EASY』の送り込む召喚者達「廃棄物(エンズ)」が黒王を頂点とし、亜人の軍勢をもって人類を絶滅させるべく進軍を開始していた。


歴史上の偉人が一堂に会するロマンや、多数盛り込まれている史実の逸話を思わせるエピソードは元より、道具・技術の進化や文化・概念の違いが如何に現実世界に変化をもたらしたかの人類の歴史の変遷も描かれている。


数々の歴史上の人物が登場するこの作品の中でも「戦国最強のサムライ」と謳われる主人公、島津豊久から「オトコマエ」なポイントを分析していきます!


「使える手ぇば何でん叩っ込まねば 相手に申し訳ばなかど」
○オトコマエポイント

鬼神の如き強さを見せる一騎当千の武人として知られる島津豊久。

彼はこと戦いにおいては一切手を抜くことがありません。

思考も単純で教養もありませんが、戦場の勘やとっさの機転はかなり長けており、「敵を倒すために生まれた男」と信長から揶揄されるほど、勝利に対して貪欲です。


この姿勢は、まさに男!


相手が誰であろうが、何であろうが、全力で挑まなければ勝利は得られないという思考は見習うべきポイントです。


「このくらい頑張ったらいいか」「明日もあるし今日は手を抜こう」などそういった思考がよぎってしまうのが普通です。


"オトコマエ"になるためには彼のように、目の前の物事に全力で取り組んでいかなければなりませんね。


「俺らは人ぞ 俺らは俺らの理で疾走る」
○オトコマエポイント

誰かの言いなりにばかりなっていて、はたしてそれは「人」と呼べるのでしょうか。

それはただの「駒」…つまり「人」ではないのではないか。


そんな意味合いが感じ取れる名言ですね!


「男」たるもの、誰かの駒として収まっていてはいけないということを痛感させられる一言ですね。


自分自身に責任を持ち、自分自身の意志を持って行動してこそ男前なのではないでしょうか。


反発ばかりではありませんが、自分はこう思う!

という意見は発信していくことで、男前へと近づけるのではないでしょうか。


「だったら俺は突っ走る事しか知らん!!」
○オトコマエポイント

何か新しいことを始めようとしたとき、あれこれ調べたり考えたりしても結局いまいちわからない。

調べただけで、やった気になってしまって動かない。


そんなことってありませんか?


島津豊久は違います。

「まずやってみる」。

これが大事なんじゃないでしょうか。


あれやこれや考えずに、突っ走る。

石橋を叩いて安全に進むことも大切ですが、そうこうしているうちに先を越されてしまいます。


島津豊久のような気持ちを持って、やると決めたその瞬間、すでに行動してみるのも"オトコマエ"に近づく一歩かもしれないですね。


まとめ
島津豊久は、この作品を読めば読むほど"オトコマエ"だと思うでしょう。


女性にというよりも、男性が憧れる男に近い姿なのかもしれません。

自分という人間がどういう人間かを把握し、それを曲げることなく走り続ける姿には、勇気をもらえます。


自分の"芯"をしっかりと持ち、すぐに行動し、目の前の課題には全力を尽くす。


少々無鉄砲すぎるところもありますが、彼のように時に大胆に出なければ"オトコマエ"とは呼べないのではないでしょうか。


ドリフターズ

ドリフターズ(1) (ヤングキングコミックス)



ドリフターズ


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