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漫画に学ぶ男前vol.15【アカギ:赤木しげる】

第15回目となる今回は『近代麻雀』で連載中でアニメ化、Vシネ化、TVドラマ化もされた麻雀漫画作品『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』の赤木しげるから学んでいきたいと思います。




【漫画のあらすじ】

以前に紹介した『最強伝説 黒沢』の作者福本伸行氏の麻雀漫画。

主人公である白髪の少年アカギは、麻雀・その他ギャンブルの天才で初登場時の13歳の時点ですでに才気・精神性・運量、その全てが常軌を逸していた。


数々の修羅場をくぐり抜け、裏社会で伝説を築き上げたアカギは数々の代打ちを倒し、宿敵鷲巣と対峙する。

鷲巣との麻雀が開始されすでに17年が経過しているが、オーラスは配牌のみで9ヶ月を要するなどし、決着は未だ着いていない。


狂気的な死生観を持ち、自らの判断と信念には一切迷わず命を賭ける主人公、アカギから「オトコマエ」なポイントを分析していきます!


「死ねば助かるのに…… 」
○オトコマエポイント

人間誰しも、負け続けると「これ以上負けたくない」と弱気になってしまいます。


しかし、そうして弱気になってしまうとますます勝ちは遠のいてしまいます。


「死ねば助かるのに」というのは、死ぬ気で行かなければ勝てるものも勝てないという教訓です。


死に物狂いで、というわけではなく、死んだなら死んだで仕方ないと割り切れる感覚が狂気的でかっこいいですね!


実際は漫画のように命懸けで行うような局面はなかなかないかもしれませんが、逃げ腰にならず、ときにはノーガードで攻めるのも男らしいのではないでしょうか。


「倍プッシュだ……!」
○オトコマエポイント

アカギの名セリフといえばこれではないでしょうか。


通常、勝負事で勝ちが磐石であれば無理をせずにいこうとしてしまいがちですが、アカギは決してそんな風には思いません。

勝っている時こそ、攻めのタイミング。

無理をしなければ磐石な状況でも、一切守りに入ることはありません。


男前のキャラクターや人というのは、"波に乗る"ことが自然とできる人ではないでしょうか。


攻守の切り替えのタイミングが上手な人は、どんな劣勢でも勝ちを掴めるし、優勢であればさらなる攻勢へと繋げることができます。


切り替えのタイミングを上手くできるようになれば、男前へと近づけるかもしれません。


「赤木しげるとして勝ち 負けたいのだ…」
○オトコマエポイント

実はこの「アカギ」という作品は、元々「天」という同作者の漫画に登場した同キャラクター、赤木しげるのスピンオフ作品。


「天」では、年老いたアカギが天才雀士として登場しており、その若き日の活躍を漫画にsたのが、現在連載中の「アカギ」です。


3つ目はこちらの「天」の方のアカギの名言。

この言葉が赤木しげるという人物を端的に現しているのではないでしょうか。


自身の中に「赤木しげる」というひとつの"芯"があり、勝つ時も負けた時も、その"芯"を曲げずに勝負したい。


"芯"を曲げてしまうと、勝っても嬉しくないし負けてしまえば後悔が残ってしまいます。


しかし"芯"さえしっかりと決めていれば、結果がどうであれ自ずと納得ができるのではないでしょうか。


この生き方は本当に男前ですね!

私も、どんな時でも"芯"がブレないように心がけたいと思います!


まとめ
アカギは常軌を逸した感性を持ったギャンブラーです。


そのカリスマ性は漫画中だけでなく、読者も魅了させるほど。


アカギの死を恐れない度胸と、どんな状況でも全くブレることない"自分"を持っている人はかなり男前ですね!


アカギ程、日常から逸脱することは必要ありませんが(笑)彼を見習って、自分を強く持つことが大切ではないでしょうか。




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