インライフ

ディレクター/フォトグラファー 須貝晋一朗





大阪でフォトスタジオ『GT studio』を開設して3年目を向かえる須貝晋一朗さん。

2007年、あるアーティストの成長を綴った動画撮影の依頼を受けることになる。


その内容はストリートなどで活躍していた即興書家TADA(松戸)さんのドキュメンタリー作品。

北海道中心にロケを行い、生まれてくる我が子をゴールに千羽鶴にちなんで千人の子供達にメッセージを書き下ろすという企画。タイトルは「子供達に幸せを 〜千羽鶴の翼に乗せて〜」。


企画、構成、撮影に関して全てを任される事になった須貝さんは「どうせ観てもらうなら過酷な方が人が喜んでくれる」と内容・スケジュールを決め意気揚々、いざスタート!

という時・・・


依頼会社からの返事が一切来ない…


「年も末だし今回の企画は流れたな〜」っと思っていた矢先、いきなり撮影決行となり取材が始まる。予めのスケジュールでは時間が足りないが、無理やりにスタートする事に。


北海道鶴居村から撮影が始まるこの企画、時間的にかなりハードでディレクター、ビデオカメラマン、スナップカメラマン、運転手、スケジュール管理、マスコミへのPR活動、取材先のアポなど、全て須貝さんがやってのけた。


そして、北海道のロケ終了後での仮編集でスポンサーからの苦情。「もっと重くして欲しいですね、NHKの『プロジェクトX』みたいな感じで」。

って、おいおい!

TADA君のキャラクターでは無理ではないのか。


取り敢えず取材再開。


毎日5時起床、顔も洗わず現場へ直行。

TADAさんもスケジュールを確認しているが、土地勘がなくただ須貝さんと行動を共にする。

現地の方が「この後どこ行くのさ〜」

TADAさん「野付半島らしいですが…」

現地の方「えっ!

これから4時間はかかるよ」

TADA「マジですか?」

って会話をよそに須貝さんは知らん顔。

過密なスケジュールで昼食は毎日5分、車で4時間以上移動して徒歩2〜30分の原野…。


須貝さん「今考えるとかなりハードなスケジュールですが、本当はまだオホーツク海での漁師体験があったのですが、漁師の方の身内に不幸がありその体験がなくなったんです。

そこが北海道での見せ場だったんですが、残念です。

あと東尋坊での吹雪の中での書き下ろしで悪戦苦労する絵も現地が快晴で…ただ二人とも睡眠不足が続き車の運転はかなりキツカッタんです。

高速で眠くて交代したいけどパーキングが無くてかなりヤバイ状況にもなりました(笑) でも訪問した学校などではTADA君はアイドル以上の存在でかなり喜ばれました。

子供達の笑顔が二人の疲れを取ってくれるカンフル剤となったのは事実です。」


本編の中で一日のスケジュールが載ってるシーンがあるが、人事ながら笑える。

爆笑シーンも勿論だが、TADAさんの書き下ろしのカットでは、須貝さんの感性が光る広角での空間処理が目を引く。

写真家でも彼が描き出すシーン、カットはなんとも美しいので必見である。


そんな苦労を伴ったDVDがリリース時期から一年余り。地道な努力の甲斐もあり、現在では認知もされ始め、徐々にセールスも伸び、起動に乗り始めたようだ。


次回作はまだ未定だが自称“浪花のスピルバーグ”須貝さんの作品は面白い。


出演者TADA君のキャラクターが飛びぬけてファンキーだ。

家族や恋人と見ると幸せになる名作だと思う。






〜あらすじ〜

ストリートで活躍する即興書家TADAの北海道中心にロケを行ったドキュメンタリー作品。


生まれてくる初子の為に全国の子供達に千羽鶴を折ってもらうバラメンタリー(バラエティー×ドキュメンタリー)作品。

ラストはいかに?


〜予告編〜




〜ご購入は「楽天市場」から〜

その他、全国のDVDショップにてお求めいただけます。




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(有)インライフ 「DVD“子供達に幸せを” プレゼント係」まで。


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〜関連サイト〜

即興書家TADA公式サイト TADAの独り言

GT studio


<FLASH/産経新聞での紹介記事>









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